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学園のマドンナ的存在。
いじめられっこの歩を気にかけている。
何一つ不自由なく育ったお嬢様。しかし「お嬢様」の仮面をかぶりつづけなければいけない為、精神的に自由を奪われており、家や親によって束縛されているという不満を常に抱いている。
囚われの身の自分を解放してくれる存在を追い求めている。
歩とは自分を崇拝させ、支配者・被支配者の関係を築く事で精神の均衡を保っていた。
屋上のフェンスを乗り越えた歩を説得しようと試みるもうまくいかず、支配していたはずの存在が自我を主張し、コントロールできない存在になってしまったと悟った時、精神の均衡が崩れ、(支配する立場を)他人によって奪われるよりは壊してしまう方がましと、歩を突き落としてしまった。 |